ロフト角が大事!初心者でも簡単に扱えるサンドウェッジ選び方

サンドウェッジ(sw)をロフトで選ぶ

近年様々なロフト角のウェッジが各メーカーから販売され、サンドウェッジの定義も変化して来ましたね。

初心者の中でもバンカーからだけではなくアプローチでも、サンドウェッジを多用している方も多く見られます。

そこで今回は多様化するウェッジに中でもサンドウェッジの役割や、初心者に合った選び方をご紹介します。

これを機会にもう一度お持ちのサンドウェッジを見直してみてはいかがですか?

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サンドウェッジをもっと知ろう

初心者の皆さんはクラブセットの中に組み込まれていたあるいは流行だから、そんな理由で今お使いのサンドウェッジを選ばれたのではないでしょうか?

アプローチはスコアに直結する重要なショットです。そう考えると果たして今何気なく使っているサンドウェッジが自分に合ったものなのかを知ることは、初心者のスコアアップの重要な要素のひとつだと言えますね。

そうであるならもっとサンドウェッジにことを知ることが出来るように、これから皆さんに解説して行きましょう。

そもそもウエッジとは?

ウエッジとはピッチングウェッジよりも短い距離を、ボールを転がしたり高く上げたりするために作られたクラブです。

中でもサンドウェッジはバンカーからの脱出をより簡単に出来るよう開発されたクラブですが、現在ではバンカーからだけではなく様々な場面で使われるようになったアプローチには欠かせないクラブですね。

サンドウェッジの役割は?

そもそもサンドウェッジは4大メジャーを制した名ゴルファーであるジーン・サラゼンによって開発されたクラブです。

バンカーショットが苦手だったサラゼンはある日着陸態勢に入った旅客機の尾翼のフラップが上がっているのを見て、アイアンのソールに傾斜をつけたらクラブヘッドが砂に潜ってしまうことなくバンカーから脱出出来るのでは?と考え9番アイアンのソールに鉛をハンダ付けしたのがサンドウェッジの始まりです。

名ゴルファーでありアイディアマンでもあったわけですね。

サンド(砂)と名付けられたウェッジは、当初バンカーショット専用に使われていたようですが、現在は様々な形状のサンドウェッジが販売されていてバンカーだけではなくあらゆるアプローチに使用されています。

グースネックとストレートネックどちらを選ぶ?

クラブフェースやソールの形状が増えたサンドウェッジですが、初心者はネックの形状にも注意を払い自分に合った使いやすいサンドウェッジを選びたいですね。

ネックの形状はシャフトの中心軸よりクラブフェースが後ろの位置にあるのがグースネック。

そしてシャフトの中心軸とクラブフェースがまっすぐ一直線なのがストレートネックと呼ばれています。

それぞれの特徴はグースネックはボールの捉まりが良く、ダフリにくくダウンブローに打ちやすいので初心者向きのサンドウェッジと言われています。

しかしその一方でクラブフェースが開きにくい、リーディングエッジが浮くのでトップしやすいという注意点もあります。

ストレートネックはリーディングエッジがグースネックよりも前に出ているので、芝に沈んだボールでも出しやすくスピンがかかりやすいのが特徴です。

日本では以前トッププロの間でもグースネックのサンドウェッジが多く使われていましたが、現在はストレートネックが主流です。

日頃スライスに悩んでいる初心者はアイアンはボールが捉まりやすくスライス防止になるグースネックを使い、サンドウェッジはボールを上げて止めやすいストレートネックを使うという選択もありですね。

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ロフト角で難易度は変わる?初心者向きのロフト角と選び方の基本

次にサンドウェッジを選ぶにあたって大きなポイントとなるロフト角について解説して行きましょう。

これも憧れのプロが使っているから、流行だからと安易に選ぶのは危険ですよ。スイングのレベルによってアプローチショットの内容が変化するように、自分のレベルに合った使いこなせるロフト角を選ぶようにしましょう。

56度と58度の違いは?

最近はウェッジのロフト角も50度から60度町まで種類が多くなり、どのロフト角をサンドウェッジと呼ぶのか境界線もあいまいになりましたね。

ウェッジにもトレンドがあり今はロフト角の大きいサンドウェッジをバッグに入れている人も見かけますが、多くの初心者はロフト角56度や58度が圧倒的に多いようですね

では56度と58度ではどちらが初心者向きのサンドウェッジのでしょうか?

仮に筆者が初心者にサンドウェッジをすすめるとしたなら断然56度を推しますね。

理由はロフト角の大きいクラブはボールをクラブフェースでクリーンに捉えることが難しく決して初心者向きのサンドウェッジとは言えなりからです。

ロフト角が大きいから58度の方がボールが上がりやすくバンカーからでも簡単に脱出出来ると考えがちですが、ロフト角の大きいクラブはボールをクラブフェースでクリーンに捉えることが難しく決して初心者向きのサンドウェッジとは言えません。

これは練習場のマットの上では分かりにくいですが、実際のラウンドで芝から打つとたった2度の違いでもはっきり分かるくらいの打ちやすさに差が出ます。

初心者はまず56度のサンドウェッジでアプローチ!そして上達してから他のロフト角を試してみても決して遅くはありませんよ。

フルショットの距離で選ばない

初心者にまず理解していただきたいのはサンドウェッジは基本的にフルショットするクラブではないということです。

初心者がクラブ別の自分の飛距離を正確に把握していることはまずないとは思いますが、例えばサンドウェッジのフルショットが80ヤードだと想定します。

しかし実際のコースではボールのライや風の向きなど様々な要素がショットする上で絡んできますね。

残り80ヤードだからどんな場合でもサンドウェッジのフルショットだとは限らないわけです。

そうなるとサンドウェッジを選ぶにあたってフルショットの飛距離で選ぶ必要性がないのはお分かり頂けると思います。

ネックの形状とロフト角以外のチェックポイント3つ

サンドウェッジを選ぶときのチェックポイントについてネックの形状やロフト角について解説して来ましたが、まだチェックしてほしいポイントがあります。

ここからはそれらについて解説して行きましょう。

バンカー脱出を優先するならバウンス角にも注意を

サンドウェッジのソールを見ると地面に向いて傾斜のついた出っ張りがありますね。

この角度をバウンス角と呼びこれがジーン・サラゼンが開発したバンカーからの脱出を簡単にした部分です。

初心者にとってバンカーからの脱出は苦手とするショットのひとつですよね。

そこでとりあえずサンドウェッジはバンカー脱出を最優先したい、そう考えるならこのバウンス角が大きなものをチョイスするようにしましょう。

ソールの形状は用途によって

ドライバーやアイアンと同じようにサンドウェッジも今ではクラブヘッドの大きいものが出回っていますね。

クラブヘッドが大きいと安心してショットすることが出来ますが、もうひとつクラブのソールにも注目してみましょう。

初心者がサンドウェッジを選ぶならダフリにくくて、バンカーショットがラクになる幅の広いソールのサンドウェッジがおすすめです。

サンドウェッジの重量は?

サンドウェッジを選ぶにあたって無視できないのがクラブの重量です。ドライバーやアイアンは軽量化が進んでいますね。

しかしサンドウェッジはアプローチやバンカーショットにも使用するクラブなので安定したスイングが出来る少し重めを選ぶと安心感があってバンカーショットに対する苦手意識も払拭出来ることもありますよ。

まとめ

ロフト角やソールの形状など多様化しているサンドウェッジですが、初心者はやはりオーソドックスなロフト角と形状を選んだ方がスイング作りには効果的です。

バンカーショットに限らずアプローチは難易度が高く、様々なテクニックを要求されますね。

そのような難しいショットを難しいクラブで打っていてはスコアアップにつながりません。

今回の内容を参考にして自分に合ったサンドウェッジと出会って下さいね。

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yusaku

猿谷 勇作

沖縄県出身の36歳。月に1回職場のメンバーとゴルフを楽しんでいます。20代からゴルフを始めていますがなかなか100切りできず、35歳からゴルフレッスンに通い、4か月で100を切りました。100を切ってからさらにゴルフの楽しさが倍増しています。

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