ザックリ防止!ゴルフ初心者向けダフらないアプローチ打ち方のコツと練習法
やっとグリーンに近づいてこれを寄せたらパーのチャンスだ、そう意気込んでショットしたアプローチがザックリ。
こんなにガッカリすることはありませんね。メンタルに打撃を受けるとその後のスコアにも悪影響を与えることもあります。
なぜ肝心なところでダフるのかと天を仰ぎたくなりますが、大丈夫ですよ!コツさえ覚えたらダフらないアプローチを習得することができます。
そこで今回はアプローチでダフらない打ち方のコツと練習法をご紹介します。ぜひ参考にして寄せワン率を高めて下さいね。
その構えがダフリの原因です
初心者がアプローチでダフる最大の原因はアドレスでの構えにあります。ある程度スイングができ上がってさえいれば正しい構えをすることによって、すぐにダフリが改善されることもあります。
ダフリ防止のためのファーストステップは正しい構えを知ることから始めましょう。
体重移動を抑える構え方でダフリを防ぐ
短いアプローチでダフってしまうのは体重移動をすることで、上半身と下半身の動きがバラバラになってしまうことが大きな原因となります。
そのためには体の余計な動きを抑えることが必要ですね。そこでアドレス時に体重の7~8割程度を左足にかけておきましょう。
この構えで体重移動が抑えられスイング軌道が安定し、クラブヘッドのブレを防ぐことができますよ。
ダフらないグリップ位置は?
アプローチでのグリップ位置は基本的に両手が左太ももの前に来るハンドファーストに構えます。
アドレスでのグリップ位置がボールの手前にあるとダフリやすくなるので、ややダウンブローにボールを打つことができるハンドファーストに構えることでダフリを防止することができます。
また初心者の多くはボールをクリーンに打とうとする意識が強すぎて、ボールの手前側に神経を集中するのでダフってしまう傾向が高くなります。
ハンドファーストに構えると上半身が少し左に傾くので、ダウンブロー気味に打つイメージを持ちやすくなります。
それでもダフるのは意識の問題もありです
アプローチでダフってしまうとメンタルに打撃を受けやすいことは先に述べましたが、一度アプローチのダフリが出ると無意識にボールをすくい上げようとしてしまいがちです。
無意識なので自覚しにくいですが体重移動しないアドレスで、グリップもきちんとハンドファーストに構えているのに尚且つダフってしまうという初心者は、ややダウンブロー気味に打つことに意識を切り替えましょう。すくい上げようとするとボールの下にクラブヘッドを入れようとするので余計にダフってしまいますよ。
ダフらないアプローチのポイントは手首にあります
ここまではなぜアプローチでダフってしまうのか、その原因を探ってきましたがここからは具体的なダフリ解消のコツに移りたいと思います。
初心者がダフらないアプローチを習得するための最大のポイントは、手首に余計な動きをさせないことにあります。
手首がどのような動きをすればダフリが出るのか、そしてその改善法を探って行きましょう。
左手首のねじれがダフリの原因です
初心者の多くがアプローチでダフるのは左手首が右側、つまり親指側にねじれ左手の甲が上を指すようなバックスイングをしていることが原因です。
一度練習場での上級者やテレビのトーナメント中継でプロのアプローチの際の左手首に注目してみて下さい。
バックスイングで左手の甲は常に下を指していることに気づくはずです。またアベレージゴルファーでもアプローチの上手い人は必ず手首は同じ状態でバックスイングを行なっています。
手首のねじれがダフリの原因になります。左手の甲は下を指すことを意識しながらバックスイングをするようにして下さい。
手首のコックは不要です
フルショットの場合は手首のコックはスイングにとって大事な役割を果たしますが、飛距離のいらないアプローチではインパクトでのクラブヘッドの入射角度を安定させるため手首は固定しコックしないことがダフリを防いでくれます。
これはまたすくい打ちの防止にも役立つので、手首のコックはしないことを心がけましょう。
手首のロックで長いインパクトゾーンが保てます
アプローチで手首が余計な動きをするとボールに当てて終わりのスイングになってしまいます。
ダフってしまったときのことを改めて思い出して下さい。ボールの手前をザックリしたらスイングはそこで止まってしまいますね。
しかし手首をしっかりロックしてアプローチショットを打つと、フォローでクラブの抜けがよくなり長いインパクトゾーンを保つことができます。
それにより目標に向かってボールを運んでやるイメージで、スムーズにアプローチをすることができるようになります。
アプローチでダフらないために練習で意識したい3つのポイント
初心者にとってアプローチショットを安定させることは、スコアアップには欠かせない要素なのでアプローチでのダフリは減らしたいですね。
そのために常に練習で意識していたい3つのポイントを分かりやすく解説して行きますのでぜひ練習に取り入れて下さいね。
スイング中グリップは体の正面に
アプローチでダフらないための重要なポイントのひとつに、両腕と体の動きに一体感を持たせることがあります。
体の動きに対して両腕が先行しすぎたり、遅れたりすると正しいスイング軌道を描くことができませんね。
アプローチのような小さなスイングでも両腕と体の動きに一体感を持たせれば、正しいスイング軌道を描きヘッドの走りもよくなります。
ここで意識したいのはバックスイングで肩を捻転させるとき、グリップが常に体の正面にあるということです。
そしてダウンスイングでもそのままグリップは体の正面をキープして下さい。クラブヘッドが正しい軌道でインパクトを迎えるので、スムーズでダフらないアプローチを手にすることができますよ。
右足かかとを浮かせて体の重心をコントロール
最初に体重移動を抑える構え方を説明しましたが、その構えで実際にアプローチをしても右に結局体重移動してしまいその結果ダフってしまうこともよくあります。
そこでそれを防ぐために効果的な練習がアドレスからフォローまで、右足のかかとを浮かせたままでのスイングです。
いたって簡単な方法ですが効果は抜群なのでぜひ試してみましょう。
まずはアドレスで右足のかかとを少しだけ浮かせてみて下さい。それだけで左足の体重が乗りやすくなるのを実感できると思います。
アプローチがダフらない構えを強制的に作ることでアプローチの基本を、体で覚えることができミート率が上がってアプローチでダフる心配はなくなります。
シンプルですが即効性のある練習法ですね。
ボールを打つのは体のターンで3>
手首のロックがほどけやすいという人に効果を発揮するのがこの練習です。
両足を閉じたままアドレスし手首はロックしたまま体のターンだけを意識しながらアプローチショットを打ちます。
正しいアプローチの構えが身につきスイング中の重心をコントロールできるようになったら、仕上げにこの練習を取り入れましょう。
アプローチの基本をすべて抑えた理想のスイングを習得することができますよ。
まとめ
初心者が苦手とするアプローチですが、ダフらないショットを手にすることでスイングの精度は確実にアップします。
小さなショットで正しいインパクトゾーンをマスターすると大きなスイングにも必ず好影響を与えてくれます。
スイングにおいて小は大に通ずる!これを信じて練習を重ねることが上達につながることを忘れないことが大切ですね。
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